住宅地9年ぶり下げ止まり 公示地価、地方の6割下落続く ほか

20時トップ5ニュース

1. 住宅地9年ぶり下げ止まり 公示地価、地方の6割下落続く

画像 公示地価が全国最高額の「山野楽器銀座本店」(右から2棟目)=東京都中央区

 国土交通省が21日発表した公示地価(今年1月1日時点)は、住宅地の全国平均が横ばいとなり、リーマン・ショックが起きる前の2008年調査以来、9年ぶりに下落が止まった。16年に比べ0.022%上昇とわずかにプラス。三大都市圏は16年と同じ0.5%の上昇だが、札幌、仙台、広島、福岡の地方の中核的な4市はプラス2.8%と上昇幅が拡大した。

 4市を含む地方圏の下落幅は縮小したものの、調査地点の6割で下落が続き、地方間の二極化が進んだ。商業地は全国平均でプラス1.4%と2年連続の上昇だった。

2. 朴槿恵氏新たな収賄疑惑追及か 韓国検察、逮捕可否判断へ

画像 21日、ソウル中央地検に出頭する朴槿恵前大統領(共同)

 【ソウル共同】韓国検察は21日、ソウル中央地検に出頭させた朴槿恵前大統領の取り調べを続けた。韓国最大の企業グループ、サムスンからの収賄容疑立件に注力する一方、SKやロッテなど別の大企業グループを巡る贈収賄容疑も追及しているもようだ。検察幹部は21日午後、聴取を終えた時点でいったん帰宅させると述べた。朴氏起訴は不可避の情勢で、検察が今後、逮捕状請求に踏み切るかどうかが焦点。

 検察は5月9日の出直し大統領選を控え、3月中の決着を目指す構えだ。

3. 「共謀罪」法案、国会提出 五輪控えテロ対策強調

 政府は21日、犯罪を計画段階で処罰する「共謀罪」の新設を柱とする組織犯罪処罰法改正案を閣議決定し、国会に提出した。政府は2020年東京五輪・パラリンピックを見据えた「テロ対策」を掲げて成立を急ぐが、野党は捜査機関による乱用や、市民団体に適用される恐れを指摘している。

 政府が締結を目指す国際組織犯罪防止条約は「重大犯罪の合意」などを犯罪とするよう要請。政府はこれを「共謀罪」新設の根拠とする。野党などは、条約が想定するのは経済的な犯罪で、テロではないと反論している。

 改正案によると「共謀罪」の適用対象はテロ組織や暴力団などの「組織的犯罪集団」。

4. 救急車の出動、過去最多 16年621万件、高齢化で

 2016年の救急車出動は621万82件で、搬送者は562万889人に上ることが21日、総務省消防庁が発表した速報値で分かった。件数、搬送者ともに前年から2.6%増え、7年連続で過去最多を更新した。高齢化に伴う急病への対応が原因。熊本、鳥取は大地震で自然災害関連の出動が急増した。

 消防庁は、緊急性の低い転院搬送では救急車を利用しないよう呼び掛けているが、効果は限られている。担当者は「隊員はさほど増えておらず、過重な負担を抱えている」と指摘。けがや病気の際に救急車を呼ぶべきかどうかが分かるサイトの活用を自治体に求めていく方針だ。

5. 稀勢の里、高安が10連勝 同部屋では13年ぶり

画像 玉鷲(右)を攻める稀勢の里。寄り切りで下し、初日から10連勝とした=エディオンアリーナ大阪

 大相撲春場所10日目(21日・エディオンアリーナ大阪)新横綱稀勢の里は関脇玉鷲を寄り切り、初日から10連勝とした。同じ田子ノ浦部屋の関脇高安も貴ノ岩をはたき込み10戦全勝。同部屋の2力士が初日から10連勝するのは、2004年春場所の朝青龍、朝赤龍の高砂部屋勢以来13年ぶり。

 他の2横綱は鶴竜が平幕嘉風に寄り切られて3敗に後退。嘉風は6個目の金星。日馬富士は7勝目を挙げた。大関照ノ富士は正代を退けて1敗を守り、大関復帰を目指す関脇琴奨菊は7勝目。

 全勝の2人を、1敗で照ノ富士と平幕栃煌山が追う。十両は豊響と大砂嵐が2敗でトップ。

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