「あのなっす...」 南部弁CD/八戸童話会、例文ふんだんに

©株式会社東奥日報社

八戸童話会が制作したCD「あのなっす南部弁」を手にする柾谷さん

 南部弁の魅力を多くの人に伝えようと、八戸童話会(柾谷伸夫会長)は南部弁の会話の例文を収録したCD「あのなっす南部弁」を制作した。柾谷さんは「自分が暮らす地域にすてきな方言があることを知ってほしい」と話す。

 「子どもやその親の世代が南部弁をあまり使わなくなったと感じる」と柾谷さん。同会は、昔話の語り聞かせなどを通して南部弁の伝承を行っているが、イベントだけでは広く伝えることが難しいためCDを作ることにした。

 CDには、同会の会員が標準語と南部弁で音読した「それでは、気を付けてお帰りください」「そんなにおしゃれして、どこへ行くの」といった46の例文を収録。例文の間には、聞いている人が復唱できるように少し間隔を開けた。タイトルの「あのなっす」は南部弁で「あのね」を意味する。

 市の奨励金を活用して200枚制作し、市内の学校や図書館などに140枚配布した。要望があれば、地域団体などにも無料で配布するという。

 同会は今後、聞いた人の意見を参考にして新たなCDの制作を目指す。柾谷さんは「CDを聞くことで南部弁に対する関心が高まってくれたら」と話した。

 CDに関する問い合わせは市公民館(電話0178-45-1511)へ。

あなたにおすすめ

Curated by

ORICON NEWS