「内閣にそろそろ緩み」 民進県連の集いで蓮舫氏

 民進党の蓮舫代表は24日、森友学園問題に絡み、「安倍内閣は4年以上が経過し、そろそろ緩みが出ているのではないか」と批判。籠池泰典氏に対する証人喚問を巡り、「何が本当で誰がうそをついているのか明らかにしないといけない」と、改めて安倍昭恵首相夫人の証人喚問を求めていく考えも示した。

 党県連が横浜市中区で開いた躍進の集いであいさつした。

 蓮舫氏は、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣されている自衛隊の日報問題などにも触れ、「1強政治が長く続き、慢心が広がっている。国民ではなく、権力を見ている政治は終わらせないといけない」と述べた。

 「民進党県連」の発足後初の集いで、連合神奈川関係者や支援者ら約千人が参加。社民党の福島瑞穂副党首(参院比例)や林文子横浜市長らも出席した。後藤祐一県連代表(衆院16区)は「森友解散」を警戒し、引き締めを図った。

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