誰でも1年あれば10万円は貯められる?

お金をなかなか貯められない人の最初の目標は10万円かもしれません。預貯金額を増やすためには、収入を増やす、もしくは節約することが必要です。とはいうものの、いくら働いても思うように収入は伸びないのが今の時代です。収入が伸びないのですから、お金を貯めるには節約に励むのが早道です。

まずは貯金10万円を目指して、ポジティブに節約をしてみよう!

預貯金額を増やすためには、収入を増やす、もしくは節約することが必要です。とはいうものの、いくら働いても思うように収入は伸びないのが今の時代です。収入が伸びないのですから、お金を貯めるには節約に励むほかありません。

節約というと、我慢する、あきらめる等、ネガティブな言葉をイメージしまいがち。そのような気持ちで節約をすることも大切ではありますが、前向きに無駄を省くという観点から節約していくと、ポジティブな気持ちで節約と向き合うことができます。

たとえば、携帯電話の契約。家族のキャリアを統一することでデータ容量のシェアができるだけでなく、通話料が無料になるなどの特典を受けることが可能です。

スマートフォンユーザーであれば、無料通話アプリのLINEやFacebookでも無料で通話することもできますので、誰とどれくらい通話するのか、メールをするかなどを考えて、携帯電話の契約を見直すことをお勧めします。場合によってはキャリアそのものを見直した方が良いケースもありますので、格安スマホの活用や各種電話会社のプランをチェックしてみましょう。

クレジットカードの見直しで年間1万円の節約も

その他、クレジットカードなどの見直しも大いに効果が出てきます。

「初年度年会費無料」という言葉に踊らされて、複数のクレジットカードを契約している人も少なくありません。クレジットカードは使わなければ支払いは発生しませんが年会費は別。使っても使わなくても維持コストとして1000円~1万円程度の年会費を支払わなくてはなりません。クレジットカードを1つか2つに絞って利用すれば所定のポイントがたまり、便利グッズがタダで貰えたり、無料の宿泊チケットが貰えるなどのメリットもあります。使っていないクレジットカードがあるのなら、解約しましょう。

スーパーマーケットの価格は一定のサイクルで変わる

日々の生活でも大きな節約効果があるのが商品の底値(そこね)買い。スーパーマーケットの価格は仕入れ状況にもよりますが、価格は一定のサイクルで変わります。基本的に1カ月に1回の底値があるほか、3カ月に1回程度の○○祭などと銘打って販売を行うときには、通常の底値を切る価格で販売していることがあるのです。

生鮮食料品では所定の曜日に特定の「豆腐・たまご・牛乳」など、曜日限定で底値にしているところもありますので、まずは自分が利用するスーパーマーケットの販売価格を1カ月チェック。スーパーマーケットの販売傾向を知ってからどのようなパターンで買い物をすると節約できるのか、チェックしてみましょう。

今回取り上げたのは、今すぐにスタートできる節約テクニックばかりです。自分ならではの節約の方法を思いついたことがあるかもしれませんね。「これならできる!」というものからスタートして、節約生活をスタート。まずは1年で10万円を貯めることにチャレンジしてみましょう。

(文:飯田 道子(マネーガイド))

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