田中貴金属記念財団、研究助成の受賞者決定

田中貴金属記念財団は30日、「貴金属に関わる研究助成金」の受賞者を発表した。500万円を授与する「プラチナ賞」には東北大学の福島誉史准教授に、200万円を授与する「ゴールド賞」には北海道大学の三浦誠司教授への授与が決定した。

 今年度は177件の応募があり、この中から19件の研究に対して、総額1630万円の研究助成金を授与する。

 プラチナ賞に選ばれたのは福島准教授の「ブロック高分子と金属ナノ粒子が創出する拡張誘導自己組織化配線に関する技術開発」。同研究は有機物/ナノ粒子の誘導自己組織化(DSA)という物性をうまく使い、従来の真空システム、あるいは高価なパターニング技術を使わない斬新な半導体形成手法を示すものとして、貴金属材料の物性を巧みに使う先進的な研究が高く評価された。

 このほか、ゴールド賞1件、萌芽賞2件、シルバー賞4件、奨励賞11件が選出され、各研究に助成金が授与される。

 同助成金制度は、「貴金属が拓く新しい世界」へのさまざまなチャレンジを支援するため、1999年度から毎年実施しており、今年が18回目。

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