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離島のペットも安心 田中獣医師が日帰り診療 久米島

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 【久米島】動物病院がなかった久米島で、月に2回日帰り出張で診療する「KIAC動物病院(Kume Island Animal Clinic)」=町真我里=が開所し、今年で13年目を迎える。

 2003年に犬のウイルスが流行しワクチン接種のために初めて獣医師が来島した際、住民の強い要望を受け04年に開院した。

 避妊・去勢をはじめ、重病で手術が必要な場合は、沖縄本島の動物病院へ行く必要があるが、一般診療や伝染病予防接種の他、フィラリアやノミ・マダニ予防薬などの需要は高い。診療日には、診察を心待ちにするペットを連れた飼い主がひっきりなしに来院する。経済的負担も軽減され、今では島になくてはならない存在となっている。

 同病院の田中功一獣医師は「離島でペットを飼うには厳しい環境の中、動物を愛する気持ちの強い皆さんに支えられてこれまで通うことができた。今後も少しでもお役に立てるよう頑張りたい」と話した。

 4日、前足を骨折し治療中のプードルのチョコちゃんを連れて来院した上原美由記さん(40)と珠亜(しゅあ)ちゃん(7)の親子は「先生が来てくれるから安心してペットが飼える」と感謝した。

(盛長容子通信員)

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