【J1採点&寸評】FC東京×浦和|華麗な技が光った興梠がMOM。永井に求められているのは守備なのか、攻撃なのか…

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[J1・7節]FC東京0-1浦和/4月16日/味スタ
 
【チーム採点・寸評】
FC東京 5
試合序盤はプレスが効いていて悪くなかったが、カウンターから先制されると失速。浦和の守備を最後まで崩しきれなかった。攻撃に関して言えば、ほぼなにもできなかった印象さえある。
 
【FC東京|採点・寸評】
GK
33 林 彰洋 5.5
14分の被弾は興梠のテクニックを褒めるべきだろう。あれを止めろというのは酷。総合的には悪くないパフォーマンスだった。
 
DF
2 室屋 成 5.5
太田に代わり左SBを担当。何度か良い形でオーバーラップを仕掛けたものの、クロスに精度を欠いた。及第点には届かない出来だろう。
 
3 森重真人 5
最終ラインをまとめきれなかったという点で厳しい評価に。このところ失点が続いているのは気になる。
 
5 丸山祐市 5
14分、身体を寄せ切れず興梠に先制点を許す。そこまで組織的な守備で浦和を上手く封じていただけに、痛恨とも言えるミスだった。
 
22 徳永悠平 5.5(84分OUT)
右SBで先発。前方に構える永井と連係しながら守備面で奮闘。しかし、34分に永井へのスルーパスはあったが、攻撃面で大きな変化をつけられなかった。
 
MF
10 梶山陽平 5
19分に東のFKをヘッドで合わせられず、ビルドアップの局面では効果的な縦パスが少なかった。ボランチとして機能していたとは言い難い。
 
15 永井謙佑 4.5(63分OUT)
右サイドからまったくと言っていいほど崩せなかった。求められているのは守備なのか、攻撃なのか。中途半端な印象が拭えない。
 
37 橋本拳人 5.5
ポストに直撃した50 分のミドルは浦和に冷や汗をかかせた。もっとつなぎ役になって攻撃に厚みを出してほしかったが、この日のFC東京の中では健闘したほうだ。
 
38 東 慶悟 5.5
前から精力的に追い込み、攻撃の局面になれば良いタイミングで裏に抜け出す。またFKでポストを叩くなど悪い流れを必死に変えようとしていた。
 
44 阿部拓馬 5.5(80分OUT)
シュートへのアプローチは悪くなかった。だが、開始直後のビッグチャンスを外すなど決定力に難。目に見える結果を残せなかった。

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FW
20 前田遼一 5
ポストワークの上手さは相変わらずも、シュートはゼロ。この日欠場した大久保やP・ウタカの穴を埋められなかった。
 
交代出場
MF
23 中島翔哉 5.5(63分I N)
左サイドからのカットインが対戦相手に研究されているせいか、潰される場面のほうが目立つ。82分のシュートはせめて枠内に飛ばしてほしかった。
 
FW
21 ユ・インス ‐(80分IN)
前線でボールをもらえず、後半のアディショナルタイムに頭を抱えるシーンも。インパクトを残せなかった。
 
DF
6 太田宏介 -(84分IN)
出場時間が短く、採点は不可。次戦以降の活躍に期待したい。
 
監督
篠田善之 5
ロングボール以外に相手ゴール前に運べない攻撃を最後まで改善できなかった。交代枠で流れを変えられなかった点も踏まえれば、「5」でも甘いか。

【FC東京 0-1 浦和 PHOTO】興梠の決勝弾で浦和が勝利
 
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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【チーム採点・寸評】
浦和 6.5
これぞカウンターという攻撃で奪った1点を死守。この日は攻撃よりも最後まで集中を切らさなかった、粘り強い守備が印象的だった。
 
【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 6.5
開始直後の阿部の至近距離からのシュートを阻止。あそこで1点を奪われていたら試合は分からなかっただけに、価値あるセーブだった。
 
DF
5 槙野智章 6
ボールを蹴り出すところでは蹴り出すといった割り切ったプレーがむしろ良かった。細かいミスがあったとはいえ、肉弾戦ではだいぶ競り勝っていた。
 
6 遠藤 航 5.5
優れたフィード力でカウンターを繰り出す一方で、やや寄せの甘さが目に付いた。駆け引きの部分でレベルアップが望まれる。
 
46 森脇良太 6
最終ラインで無駄にパスを回すことなく、また力強い守備を披露。90分通して、まずまず波のないプレーを見せた。
 
MF
3 宇賀神友弥 6
左サイドから鋭い突破でチャンスを演出。取られそうになったボールを相手に当てて出すあたりは、“サッカーをよく知っている”。
 
9 武藤雄樹 5.5
気の利いたフリーランニングで味方にスペースを提供し、何回か前線で流れるようにボールに絡む。ただ、ボールロストがそれなりにあり、ゴールがなかったのも悔やまれる。
 
10 柏木陽介 5.5
FC東京のプレスを正確なパスでいなしながら、37分にはドリブルで突破。前半に限れば局面に応じたプレーで浦和にリズムを生み出した。後半に運動量がガクッと落ちたのは残念。
 
22 阿部勇樹 6
開始直後は簡単にボールを奪われたりもしたが、時間の経過とともに落ち着くを取り戻した。後半は最終ラインの前でブロックの役割を果たしていた。
 
30 興梠慎三 7 (80分OUT)MAN OF THE MATCH
14分、敵CBと競り合いながらもR・シルバのスルーパスを左足で流し込む。これぞプロの業というフィニッシュワークで決勝ゴールをマークした。
 
38 菊池大介 5.5(51分OUT)
室屋をガッツリと止めた13分の守備が好印象。ただ、オフェンスでは首尾よく絡めず、アピールに成功したは決して言えないだろう。

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FW
8 ラファエル・シルバ 6.5(76分OUT)
スピーディなドリブルからFC東京の守備網を切り裂く芸術的なスルーパス。興梠の先制点を演出した一連のプレーはスーパーだった。
 
交代出場
MF
24 関根貴大 5.5(51分IN)
ドリブルからのチャンスメイクは影を潜める。どちらかと言えば守備に重心を置き、中島や室屋とマッチアップを繰り返していた。
 
MF
16 青木拓矢 -(76分IN)
終盤の85分には良いスルーパスからカウンターを発動。そのままゴール前に走り込む姿勢は素晴らしかった。
 
FW
20 李 忠成 -(80分IN)
投入直後のドリブルはあっさり室屋にカットされたが、以降は最前線で基準点となりチャンスのきっかけを作った。
 
監督
ペトロヴィッチ 6
「浦和らしさ全開」とは言えなかったが、チームを勝利に導いた手腕は評価に値。交代カードの青木、李も最低限の仕事はしていた。

 
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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