日南学、接戦に勝機 春季九州高校野球22日開幕

2季ぶり21度目の出場となる日南学園

 高校野球の春季九州大会(第140回九州大会)は22日、那覇市などで開幕する。各県予選を勝ち抜いた14校と第89回選抜大会に出場した4校の計18校が参加。本県代表で2季ぶり21度目出場の日南学園の戦力を県予選の成績を基に紹介する。

 チーム防御率は2・16。エースの上野椋太は、先発、抑えで全6試合に登板。19回1/3を投げ、防御率は0・93と安定。右手首骨折から復帰直後だったが、変化球を効果的に使い打者を抑えた。3試合に先発の2年生辰己凌晟は強気の投球が光る。準決勝では九回一死満塁から急きょ登板したが、2者連続で三振を奪い、強心臓ぶりを見せた。

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