<あきんど塾>冊子発行 デザインの力知って

画像デザインの多様な活用を示す「とうほく あきんど でざいん 2017春」

 仙台市の委託で仙台卸商センターが運営する「とうほくあきんどでざいん塾」(仙台市若林区卸町)が、冊子「とうほく あきんど でざいん 2017春」を作った。2016年度の活動報告を通じてデザインを生かす楽しさや可能性を伝える。

 巻頭特集で紹介するのは、「仙台長なす漬」を製造する岡田食品工業(同)が、でざいん塾の橋渡しで榎本デザイン事務所(同)と組み、新商品開発に挑んだ事例。若い女性らに照準を据えた仙台長ナスの漬物「仙台季香(きこう)」の発売にこぎ着けるまで、1年にわたる奮闘を図やイラストを交えて解説した。

 仙台で活動する若手クリエーター12人による「蛇足の会」が取り組んだ地元を面白がるプロジェクトの成果や、何か一つ深く掘り下げる人物をゲストに招く月1回の企画「あなたの知らない世界」12回分の中身や反響も盛り込んだ。

 コーディネーターの長内綾子さん(40)は「東北、あきんど、デザインという三つのキーワードを臨機応変につなげれば、チャンスが広がることを知ってほしい」と話す。

 でざいん塾は12年、デザインを通じて中小企業、クリエーターを支援する目的で始まった。企業とクリエーターの交流会やデザイン活用の相談会を催したり、デザイン活用ハンドブックを発行したりしてきた。

 B5判、60ページ。5000部印刷し、来訪者らに配っている。連絡先はとうほくあきんどでざいん塾022(237)7232。

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