沖縄土産におひとついかが? かぼちゃスープの素、スターフルーツのケーキ 南風原の「地域ブランド」4商品

 南風原町商工会はこのほど、町内で生産・加工し町をPRする地域ブランド「はえばる良品」にカボチャやスターフルーツを使った食品や琉球かすりのストールなど4商品を認定した。「町外に持っていくお土産品がない」といわれる同町。関係者は「ふるさと納税の返礼品にも」と夢を膨らませる。
 認定商品は、町内産を使った「漉(こ)しカボチャ使って味わうスープの素」(250円)、ふわふわな「ぴよぴよシフォン」(270円)、星形の果実を乗せた「ゆめかなえぼしパウンドケーキ」(1200円)、高級感漂う南風原花織のネクタイといった「はえばるのまきもの」(5千~3万円程度)。
 町は2015年度から町地域ブランド構築・展開プロジェクトを実施。16年度は商品に磨きをかけるとともにブランド認定の仕組みをつくった。商品イメージを議論し、試食アンケートなども行った。
 「スープの素」は、町内産カボチャの規格外品を扱う大城野菜生産農園加工所の商品。「食品に加えるものを極力減らし、野菜本来の甘みを前面に出すことで価値が上がるのでは」との助言を受けて開発。アレルギーの原因となる牛乳などを取り除いた。
 ペースト状にすることで牛乳やバターを加えてスープにしたり、クリームチーズと混ぜてクラッカーに乗せたりと、さまざまな食べ方が実現した。大城清美代表(51)は「商品の良さが口コミで広がり、町をアピールする土産になれば」と話す。
 美(ちゅ)ら卵(たま)養鶏場経営の町内2ケーキ店が扱う「ぴよぴよシフォン」はカスタードクリームを増量し、紙パックに切れ目を入れて開けやすくした。知名伸一常務取締役(30)は「商品改良で販売量も増えた。ロングヒットさせたい」と期待する。
 町は、町の広報誌5月号から1商品ごと紹介してPR。秋をめどに公募してブランド認定品を増やす予定だ。事業委託の町商工会は「食品には消費期限があるため、まずは県内へのお土産に持っていってもらえたら」と話した。

画像南風原町地域ブランド認定商品「漉しカボチャ使って味わうスープの素」を持つ大城清美さん=13日、同町津嘉山画像「はえばる良品」認定のぴよぴよシフォン(南風原町商工会提供)画像「はえばる良品」認定のゆめかなえぼしパウンドケーキ(南風原町商工会提供)画像「はえばる良品」認定のはえばるのまきもの(南風原町商工会提供)

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