地域限定酒「日本国」の販売拡大 村上・大洋酒造

画像販売エリアを拡大する大洋酒造の吟醸酒「日本国」

 大洋酒造(村上市)は、村上市山北地域のみで販売していた吟醸酒「日本国」を、市内全域と関川村にエリアを拡大して20日から販売する。地酒「日本国」のブランドを守り続けるため、地元ファンの拡大を図る。

 「日本国」は、「ふるさと創生」などによる地域おこし事業がブームになった約30年前、大洋酒造が旧山北町から依頼されて商品開発し、山北地域限定で発売した。名称は、山北地域にある山・日本国にちなんだ。酒米は同地域の大毎集落で栽培された「たかね錦」を使い、仕込み水にはこの集落の湧き水で環境省の「平成の名水百選」にも選定されている「吉祥(きちじょう)清水」を一部使用している。

 しかし、過疎化や後継者問題などに伴い、山北地域の取扱店が減少。仕込み量の一定量確保と、山北町が合併して村上市になったことなどから、「日本国」ブランド存続に向け、取扱店を村上税務署管内に拡大することにした。従来の18店のほか、新たに道の駅「朝日みどりの里」などを含めた計39店で取り扱う。

 上品で穏やかな香りと、スッキリした飲み口が特長。精米歩合は55%で、アルコール度数は15度。4、7、11月の3回、年間に720ミリリットル瓶換算計約6000本分を限定出荷する。冷ややぬる燗(かん)がおすすめという。

 希望小売価格(税抜き)は720ミリリットル瓶で1400円、1・8リットル瓶で2600円。問い合わせは同社、0254(53)3145。

あなたにおすすめ