ムスリム観光客誘客へガイド本

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 イスラム教徒(ムスリム)の観光客誘致に取り組む岡山、真庭市、岡山県吉備中央町などによる官民組織「岡山型ヘルスツーリズム連携協議会」は、3市町の観光とツアーメニューをテーマにしたムスリム向けのガイドブックをそれぞれ作製した。国内外のプロモーションなどで活用する。

 観光ガイド(A5判、36ページ)は一般の旅行者がターゲット。イスラム教の戒律に従っていることを示す「ハラル」の認証や、同協議会がムスリムに配慮していると認定した「ピーチマーク」を取得しているホテルや飲食店14施設と、土産9点を紹介している。

 観光スポットでは、外国人に好評な岡山城(岡山市)での着物着付け体験のほか、ムスリムの多いマレーシアで人気の高い猫をテーマにした招き猫美術館(同)や湯原温泉(真庭市)、岡山乗馬倶楽部(吉備中央町)などを掲載している。

 メニューガイド(A4判、6ページ)は、現地の旅行会社にツアーを提案する内容。イチゴ狩りや餅つき、同美術館での絵付け体験といった14種類の体験ツアーを取り上げて、概要や利用時間、料金などを説明している。

 いずれも英語版で各3千部を作製。3月にマレーシアで開かれた同国最大の観光展で、協議会メンバーが一般の参加者や旅行業者らに配り、誘客につながったケースもあったという。

 同協議会事務局の岡山市観光コンベンション推進課は「内容を改訂しながら岡山の魅力をアピールして、少しでも多くの誘客につなげていきたい」としている。

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