<暴風被害>いわきで太陽光パネル落下

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災害公営住宅の屋上から落下した太陽光発電パネル。駐車場の車が下敷きになった=20日、いわき市の下浅貝団地(写真の一部を加工しています)

 発達した低気圧の影響で暴風が吹いたいわき市で19日夜、二つの災害公営住宅の屋上に設置された太陽光発電パネルが架台ごと相次いで落下し、入居者の自家用車が壊れるなどの被害が出た。けが人はなかった。市はパネルを設置した太陽光発電事業者から事情を聴くなど原因を調べている。

 市によると、公営住宅は北白土団地2号棟(5階25戸)と下浅貝団地2号棟(同)。各33枚のパネルが長さ21メートル、幅3メートルの金属製の架台ごと落下した。下浅貝団地では駐車場の車5台が下敷きになった。

 パネルは、再生可能エネルギーの利用拡大などを目的に公共施設の屋根を有償で貸す市の事業の一環で、市内の2業者がそれぞれ設置した。架台は同じ構造の置き型で、屋上に固定されていなかった。

 福島地方気象台によると、いわき市小名浜では19日夜、最大瞬間風速32.8メートルを観測した。

 下浅貝団地自治会によると、2月にパネル1枚が落下する事故があり、業者が対策を取ったばかりだった。沼里(ぬまり)保美会長(60)は「けが人が出なかったのは本当に幸い。再発防止策を強く求めたい」と話した。

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