ブラジル当局、ウジミナスの役員選出でCSNの権利行使認めず

ブラジルの独占禁止当局に当たる経済擁護行政委員会(CADE)は、同国の高炉メーカー、CSN(ナショナル製鉄)に対し、ウジミナスにおける取締役の選出など権利行使を認めないとする排除措置命令を満場一致で決定した。

 CSNは10数%のウジミナス株を保有しており、ウジミナスの経営審議会(取締役会に相当)で2人を選出していた。今回のCADEによる判決を受け、4月27日に開かれるウジミナスの年次株主総会では少なくとも改選期を迎える1人の再選は絶望的となった。ウジミナスの取締役は現在11人。CSNは新日鉄住金やテルニウムなどが結ぶ株主間協定に入らない少数株主として役員を選出したが、独禁法や利益相反の問題が指摘されていた。

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