倉敷のクラフト作家集い野外展

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 倉敷市のクラフト作家たちが集う野外展「made in Kurashiki in くらしき」が22、23の両日、市芸文館広場(同市中央)で開かれる。2012年の初開催から5年を迎え、実行委代表の陶芸家三宅玄祐(げんすけ)さん(64)=同市=は「作家と市民、作家と作家の交流の輪が広がってきた」と手応えを語る。

 倉敷の作家たちが自主的に集まり、手作りで企画してきた同展。きっかけは「倉敷に拠点を置いていても、一人一人の活動はばらばら。『メード・イン・倉敷』としての認知がないという危機感があった」と三宅さん。2010年ごろから陶芸仲間と対策を語り合い、たどり着いたのが、広く自分たちの活動を発信する「野外ギャラリー」の企画だった。

 陶芸家を中心に知り合いの作家7人が集まり実行委を結成し、出品作家の募集や会場の確保などに奔走。12年6月の初開催には、陶芸やガラス、木工、金工などを手掛ける約40人が広場にブースを構えた。「大盛況というわけではなかったが、訪れた人からの反応がよく、次へとつなげていく自信ができた」と三宅さん。とりわけ好評だったのは、交流と体験を重視した作家たちの姿勢だった。

 それから5年。常時テントに詰めて来場者と制作について語り合い、陶器の絵付けやガラスアクセサリーの製作といったワークショップを行うのが基本スタイルとして確立。作家同士の交流も生まれ、15年には山陰の作家たちとの“交換出展”も実現した。今年も陶芸を中心に鳥取、島根県の4人が参加。20〜60代の地元作家約30人とともに最新の取り組みを披露する。

 三宅さんは「これからも会場での出会いを大切に、全員で力を合わせて10周年を目指したい」と力を込める。

 両日とも午前10時から午後4時まで。雨天決行。問い合わせは三宅さん(086—428—3309)。

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