荒井広宙、メダル獲得へ強い決意 世界陸上、競歩代表に選出

画像世界選手権競歩代表に選ばれ、ポーズをとる(左から)荒井広宙、小林快、松永大介、高橋英輝=20日午後、東京都内のホテル

 日本陸連は20日、世界選手権(8月・ロンドン)競歩代表として、男子50キロでリオデジャネイロ五輪銅メダルの荒井広宙(福井工大出身、自衛隊)、小林快(ビックカメラ)、丸尾知司(愛知製鋼)ら7選手を発表した。荒井は4大会連続4度目、小林と丸尾は初代表。

 20キロは男女ともリオ五輪代表勢が占めた。男子は7位入賞した松永大介、高橋英輝(ともに富士通)、藤沢勇(ALSOK)、女子は岡田久美子(ビックカメラ)に決まった。補欠は男子20キロの山西利和(京大)のみ、選出された。

 記者会見で、前回大会4位の荒井は「メダルを目標にしっかり準備を進めていきたい」と意気込み、松永は「リオ五輪以上の結果が出せるんじゃないか、と感じている」と自信をのぞかせた。高橋は「不安要素を一つずつ消し、強気でいきたい」と表情を引き締め、小林は「どんな審判にも(違反を)取られないフォームを追求していきたい」と話した。

 荒井、小林、松永、高橋は日本陸連の派遣設定記録を突破し、選考会で日本人1位となった時点で代表に決まっていた。

 ■メダルへ強い決意

 荒井はリオ五輪に続いて表彰台が期待される。2015年の北京大会で銅メダル争いを繰り広げたチームメートの谷井が今回は代表に入れなかった。仲の良い先輩の不在を寂しがりつつ「メダルを取らないといけないと思っている」と強い決意を口にした。

 50キロは13日までの国際陸連理事会で20年東京五輪からの除外が検討された。存続決定に胸をなで下ろしたという荒井は「一年一年、結果を残して東京につなげていく」と言葉に力を込めた。

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 荒井選手はリオデジャネイロ五輪・男子50キロ競歩で日本競歩界初のメダルを獲得。福井県勢では2008年(北京)のソフトボール坂井寛子さん(福井市出身)の金メダル以来4人目。個人種目では初。長野県の高校を卒業後、2007年4月に福井工大電気電子工学科へ進学。11年3月に卒業した。

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