カサゴの稚魚放流 尾鷲で漁業者、1万8000匹

 尾鷲市と市水産振興協議会(岩本芳和会長)は十九日と二十日の両日、県尾鷲栽培漁業センター(同市古江町)から購入したカサゴの稚魚を市内の九地区の漁業者へ配布した。

 水産資源の維持拡大を目的に、磯に定着しやすいカサゴの放流を平成十年から毎年続けている。これまで四十三万六千匹を放流した。三―四年で二十センチほどに成長し、刺し網や底引き網などで捕られる。旬は冬で煮物やから揚げなどの料理としても人気が高い。

 十九日は、昨年十二月下旬から一月に同センターでふ化させ、水槽で八十日間、いけすで三十日間育成させた約五・三センチの稚魚を各漁業者に二千匹ずつ配布。三木浦、曽根浦、梶賀浦の漁業者は船でセンターを訪れ、いけすから網で稚魚をすくって船に入れ、賀田湾に稚魚をそれぞれ放流した。

 二十日は六地区の漁業者に稚魚を配布し、二日間で計一万八千匹を放流した。

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いけすから網で稚魚をすくい船に入れる漁業者=尾鷲市古江町で

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