「こんなの初めて」堀琴音がゾーン突入でハーフ“29”!7アンダーで首位発進

画像好スタートを決めた堀琴音 このまま初勝利に届くか(撮影:佐々木啓)

<フジサンケイレディスクラシック 初日◇21日◇川奈ホテルゴルフコース 富士コース(6,367ヤード・パー72)>

風速2.4mと例年よりも弱い風の中で開幕した「フジサンケイレディスクラシック」。その初日、堀琴音が5連続を含む9バーディ・2ボギーの大爆発。7アンダーで単独首位スタートを決めた。

堀は1番で残り116ヤードからPWで1mにつけてバーディ発進。「1回転して入ってくれた。あれで乗って行けた」とそこから6m、8m、1.5mと立て続けにバーディパットを決めると、5番(パー5)では2オン2パットのバーディで5連続。さらに、7番、8番とスコアを伸ばして折り返すと、後半の途中でボギー2つと苦しんだものの、スコアを落とさずにフィニッシュした。原江里菜らが持つコースレコードに1打足りなかったが、圧巻のトップスタートを決めた。

最初の4連続バーディの時は初めての感覚でプレーしていたという。「4番が終わって5番ティで待ち時間の時に“4連続バーディを獲ったんだなぁ”と初めて気が付きました。それだけ集中していました。ただ残り距離と番手だけを考えてプレーしていた。こんなの初めて。今考えると“ゾーン”に入っていたのかな」。

スポーツ選手が極度の集中状態で、競技に没頭しているような状態を「ゾーン」という。堀も耳にしたことはあったが「これまではどんな感覚か分からなかった」。しかし、今日「あっという間だった」という4ホールを経験して、「こういうことなのかなってわかった気がする」。そんな極限状態で出したハーフ“29”は、2014年の比嘉真美子が記録した今大会の9ホール最少ストローク“30”を抜いて記録更新(データの残る1990年以降)となった。

初体験でリーダーボードのトップに立った堀だが、明日はそういう状態にならないだろう、と冷静だ。「今日みたいなゴルフができたら一番いいけど、明日はピンチが来るかもしれない。だけど、ショットが良くなってきているので攻めていきたい」。一回り大きくなったショットメーカーは、初優勝に向けて攻撃の手を緩めるつもりはない。

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