汚泥肥料問題で製造会社が謝罪会見 汚泥の仕入れ先や使用理由は明言避ける

画像記者会見で謝罪するニイガタオーレスの青木勇社長(中央)ら=21日、胎内市のホテル

 胎内市の「ニイガタオーレス」が肥料取締法違反とされた問題で、同社の青木勇社長(79)らが21日、胎内市で記者会見し「多大な迷惑をかけて申し訳ない」と謝罪した。汚泥は浄水場から仕入れ、安全性に問題はないと強調。ただ汚泥の仕入れ先については明言を避け、汚泥を使用した理由、経緯については「調査中」と繰り返した。

 会見には青木社長と市川正和・お客様相談室長(62)らが出席した。

 市川室長によると、肥料の生産工場は業務部長の50代男性を責任者とし、アルバイトら6人が勤務。青木社長らは工場に常駐しておらず、業務部長は社内の聞き取り調査に対し「汚泥を入れていたのは間違いない」と答えたという。

 青木社長は「工場のことは責任者に任せており、汚泥の使用は知らなかった」と釈明。汚泥使用の動機や指示系統について、市川室長は「商品の回収に全力を挙げており、調査が進んでいない」として回答しなかった。「(現場責任者に)不正の認識は恐らくあったと思う」と語った。

 回収後の対応については市川室長が「返金は当然しなければならない。農家への補償などは今後詰める」と述べるにとどめた。

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