<秋田県>戦後初の人口100万人割れ

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 秋田県の今月1日現在の推計人口は99万9636(男46万9379、女53万257)となり、戦後初めて100万人を割り込んだことが21日、県の人口流動調査で分かった。前年同月比で1万4085人減少した。90万人台となるのは1931年以来86年ぶり。

 県の人口と社会・自然動態の推移はグラフの通り。56年の134万9936人をピークに減り続け、2013年以降は毎年1万3000人以上減っている。県は「少子高齢化による自然減の拡大で減少ペースがやや速まった」(あきた未来戦略課)と分析する。

 前月比は4674人の減。出生数から死亡数を引いた自然動態は925人減(出生444人、死亡1369人)、転入数から転出数を引いた社会動態は3749人減(転入2291人、転出6040人)だった。全25市町村で減少した。

 市町村別でみると、最多は秋田市の31万906人(前月比1745人減)、最少は上小阿仁村の2262人(同7人減)。

 本年度、県は人口減対策に特化したあきた未来創造部を新設。雇用の量から質への転換を図るなどの政策を展開する。若者の県外流出抑止に全力を挙げ、2040年の人口を76万にとどめたい考え。

 佐竹敬久知事は「今後5年間で社会減を半減させ、自然減も抑えたい」と話した。秋田商工会議所の三浦広巳会頭は「企業経営者として、若者が魅力を感じる企業にしていく努力が必要だ」とコメントした。

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