<大雨避難準備>仙台市が独自基準で発令も

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 仙台市は台風など甚大な大雨被害が発生する事態に備え、6月に市地域防災計画を修正し、独自の基準で早期に避難準備情報を発令する方針を決めた。21日の市議会総務財政委員会で明らかにした。

 現行計画は降雨前の避難準備情報の発令基準を定めていない。風雨が強まってからの避難は危険が伴うため、早期に避難準備情報を発令し、指定避難所を開設する。

 発令条件は(1)24時間で300ミリ以上の降雨予想(2)台風の暴風域に市内が入る可能性が高く、毎秒25メートル以上の最大風速と同35メートル以上の最大瞬間風速が予想される-の2点。夜間の避難が見込まれる場合、降雨予想のみで発令する。

 独自基準の設定は、昨年8月に東北を縦断した台風10号が契機。当時、台風の接近情報で不安を感じた市民から避難所開設の問い合わせが市に相次いだ。市防災計画課は「住民が判断に困ることがないよう、早めに避難準備情報を出すことにした」と説明した。

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