ガラス固化作業、漏電で一時中断 東海再処理施設

日本原子力研究開発機構核燃料サイクル工学研究所(東海村村松)は24日、東海再処理施設で保管している高レベル放射性廃液をガラスと混ぜて固める作業中、溶融炉のノズル付近で漏電が発生したため作業を一時中断したと発表した。点検後、約10時間後に作業を再開した。

ガラス固化体は、高温の溶融炉の中で、溶かしたガラスと廃液を混ぜ合わせ、ノズルを通してステンレス容器に流し込む。22日午後6時半ごろ、溶融炉から正常に流れ落ちなかったガラスが、ノズルの回りを囲う高周波加熱コイルに接触したため漏電が発生して、給電系統の遮断器が作動した。

点検の結果、電気系統やガラス固化体の容器などに異常がなかったため、同研究所は翌23日午前4時45分ごろ作業を再開した。施設では2月にも同様のトラブルが発生している。

同研究所は施設の廃止に向け、貯蔵している廃液約380立方メートルを「12・5年」かけて固める計画。

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