横浜・保土ケ谷区の魅力を動画配信

 ◆若者向け、続編制作も 今年区制施行90周年を迎える横浜市保土ケ谷区が、若い世代に区の魅力を伝える広報動画「ほどがやカノン」を制作。動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信を始めた。

 動画は、事故でピアニストの夢を絶たれた女子音大生と、その友人が繰り広げる青春ドラマ。3分35秒の第1話では、陣ケ下渓谷公園や横浜水道記念館といった区の見どころスポットを紹介している。今後の続編には区の取り組みなども盛り込み、本年度中に完結編まで7本程度を配信する予定。

 区の情報は「広報よこはまほどがや区版」にも掲載しているが、読者は中高年が多いため、若者世代を意識して動画を制作。動画で流れる区の歌「わがまち、保土ケ谷」ロックバージョンは区職員が手掛け、音声合成ソフトの「初音ミク」が歌う。出演するキャストも区職員だ。

 区区政推進課長の山本実さんは「視聴者から『区の知らない見どころを知ることができた』という感想を頂いている」と話す。

 動画は区のホームページから視聴可能。問い合わせは同課電話045(334)6223。

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