飫肥古民家、宿泊施設に 市再生事業

県指定名勝に選定された枯山水の庭を眺めることのできる「勝目邸」

 本県を代表する観光地・日南市飫肥で増える空き家対策として同市が進めているまちなみ再生事業で、古民家2棟が宿泊施設「季楽 飫肥」として生まれ変わった。2棟はいずれも国の重要伝統的建造物群保存地区(伝建地区)内にある、勝目邸(同市飫肥6丁目、延べ床面積98平方メートル)と合屋(おうや)邸(同8丁目、同99平方メートル)。勝目邸で24日、関係者や住民らが出席し記念式典が開かれ、伝統的な飫肥の街並みにマッチした宿泊施設の完成を祝った。

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