いじめ電話相談、開設3日間で3件 横浜市

 東京電力福島第1原発事故で横浜市に自主避難した男子生徒(13)へのいじめ問題を受け、市教育委員会が再発防止策として設置した電話相談窓口「学校生活あんしんダイヤル」への相談件数が、9日の開設から3日間で3件にとどまったことが12日、明らかになった。

 林文子市長が同日の定例会見で明らかにした。

 窓口は学校を通さずに社会福祉の専門職であるスクールソーシャルワーカー(SSW)に直接相談できるものだが、受付時間が火〜金曜の午前9時〜午後4時(正午から1時間は除く)に限られており、時間外は留守番電話で対応している。

 林市長は「(件数が)少ない感じはする。時間の延長が課題になるかもしれない」などと述べ、相談状況を見ながら市教委と運用方法について検討する考えを明らかにした。

 窓口は、電話045(663)1370。

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