〔山岳遭難〕春の大型連休中に167件発生、死者27人は過去5年で最多

警察庁は12日、春の大型連休期間中(4月29日から5月7日までの9日間)における山岳遭難の発生状況を公表しました。
同期間において発生した山岳遭難は全国で167件、遭難者数は190人で、このうち死者は27人となっており、死者数は過去5年で最多となっています。
警察では、捜索・救助のため、山岳警備隊員を中心に延べ1241人が活動し、ヘリコプターが73回出動しています。

■春の大型連休期間中における全国の山岳遭難発生状況(過去5年間)
【平成29年(4/29~5/7)】
・発生件数:167件
・遭難者数:190人(うち死者27人、行方不明者2人、負傷者84人)

【平成28年(4/29~5/8)】
・発生件数:163件
・遭難者数:196人(うち死者21人、行方不明者4人、負傷者63人)

【平成27年(4/25~5/6)】
・発生件数:173件
・遭難者数:208人(うち死者24人、行方不明者2人、負傷者91人)

【平成26年(4/26~5/6)】
・発生件数:155件
・遭難者数:201人(うち死者22人、行方不明者8人、負傷者72人)

【平成25年(4/27~5/6)】
・発生件数:141件
・遭難者数:185人(うち死者21人、行方不明者1人、負傷者83人)

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