〔鳥インフル〕全国の野鳥監視対応レベルを「1」に引き下げ 発生件数は全国調査開始以来最多

2016年11月以降、日本国内の各地で野鳥や養鶏場の鶏などから高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6亜型)の検出が相次いだことにより、環境省は野鳥監視対応レベルを最高の「3」に引き上げて監視体制を強化していましたが、国内での発生は終息し、冬鳥の渡りのシーズンも終盤となっていることなどから、5月11日24時をもって対応レベルを通常の「1」に引き下げました。
なお、2016~17シーズンにおける野鳥の高病原性鳥インフルエンザ発生件数は218件で、全国調査を開始してから最多となっています。

■野鳥における高病原性鳥インフルエンザの発生状況(過去10年間)
・2016-17:218件(野鳥等210件、糞便5件、水検体3件)
・2015-16:0件
・2014-15:12件(野鳥等8件、糞便3件、水検体1件)
・2013-14:0件
・2012-13:0件
・2011-12:0件
・2010-11:62件(野鳥等61件、糞便1件)
・2009-10:0件
・2008-09:0件
・2007-08:5件(野鳥等5件)

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