【J1採点&寸評】新潟×浦和|浦和が大量6ゴールで復活の兆し。MOMは得点ランク首位のエース

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[J1・11節]新潟1-6浦和/5月14日(日)/デンカS
 
【チーム採点・寸評】
新潟 4.5
守備時には5バックに変わるシステムも、相手のサイドチェンジに揺さぶられ中央の対応が散漫に。開始2分に挙げたリードを易々と返され、前半のうちに5失点を喫し、勢いを失った。

【新潟 1-6 浦和PHOTO】浦和の攻撃に為す術なく新潟がホームで大敗
 
【新潟|採点・寸評】
GK
1 大谷幸輝 4
手の届くシュートも止めきれず、大量6失点。CKをキャッチングミスし、足もとに落とすなど不安定さが目立った。
 
DF
2 大野和成 4
川口が抜かれた際のカバーリングはまずまず。ただ、逆サイドからのボールへの稚拙な対応は致命的だ。足もとがばたつきビルドアップもおぼつかなかった。
 
4 ソン・ジュフン 4
クロスへの反応が遅れ、マークを外して失点に関与。試合を通して落ち着きがなく、もったいないパスミスも多かった。
 
24 川口尚紀 5
序盤は攻守のバランスをうまく保ち、オーバーラップで攻撃参加をしながらも、対面した関根を封じた。42分のシュートチャンスはせめて枠に飛ばしたかった。
 
50 富澤清太郎 4
ラインコントロールが曖昧で、相手FWを捕まえきれず。セットプレーではその高さを生かしきれなかった。
 
MF
8 小泉 慶 5.5
的確に戦況を見定め、ルーズボールを拾いカウンターを阻止。中盤での出足の素早いプレスは効いていた。
 
10 チアゴ・ガリャルド 5(76分OUT)
サイドに張るだけでなく、中央に入り込んで積極的にボールを引き出した。ただ、その後のクオリティに難があり決定的な仕事はできず、73分の渾身のシュートもクロスバーに阻まれた。
 
13 加藤 大 5.5
高精度のクロスで鈴木の先制点をアシスト。ディフェンス時には最終ラインまで下がり、運動量豊富に働いた。しかしひとりでは浦和のサイド攻撃を抑え切れず、簡単にクロスを上げさせる場面も見られた。
 
30 ロメロ・フランク 5(55分OUT)
タイトなマーキングで相手の自由を奪おうと奔走。ただその分ファウルも多く、前半30分にはエリア付近でFKを与え、失点シーンを招いた。

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FW
9 山崎亮平 5
開始早々、センターライン付近からひとりで運び際どいシュートを放つ。積極的に仕掛ける姿勢は評価できるものの、ロングボールを収められず、物足りない出来だった。
 
49 鈴木武蔵 5.5(64分OUT)
開始2分に打点の高いヘディングで先制点を奪取。その後もハイボールに身体を張ってポストプレーをこなした。ただ、相手DFの背後に抜けるなど動きのバリエーションが欲しかった。
 
交代出場
DF
27 堀米悠斗 5.5(55分IN)
移籍後リーグ戦初出場。83分には絶好のシュートチャンスを外し、流れを変えることはできなかった。
 
FW
7 ホニ 5.5(64分IN)
前々節の柏戦で負傷しており、この日はベンチスタート。際どいFKを放つなどゴールへの気迫は感じられたものの、ネットを揺らすことはできなかった。
 
MF
18 成岡 翔 -(76分IN)
シャドーのような高めのポジションを取り、攻撃を活性化。度々エリア内に侵入するも、決定力を欠いた。
 
監督
片渕浩一郎 5
三浦文丈監督の辞任を受け、代行として指揮を執る。守備時には加藤を最終ラインまで下げる5バックを採用したものの、それぞれのポジショニングが曖昧で効果的ではなかった。呂比須ワグナー新監督に良い形でつなげることができなかった。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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【チーム採点・寸評】
浦和 6
開始早々に失点を喫するも、焦ることなくすぐさま同点に。その後はリスクをかけずも6ゴールを積む。猛反撃を受けた後半は、守備陣が身体を張り最少失点に抑え、力の差を見せつけた。
 
【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 6.5
鈴木のヘディングシュートは止められず失点を喫するも、後半の相手の猛攻にも落ち着いたセービングを披露。フィードのミスもほとんどなかった。
 
DF
3 宇賀神友弥 6(68分 OUT)
森脇の出場停止により、本来のWBではなく右ストッパーとして出場。鈴木に競り負け、失点に関与したが、20分には興梠のゴールをアシストし、失点の借りを返した。
 
5 槙野智章 6.5
31分にFKからゴール。攻撃面での貢献もさることながら、カウンターを警戒したポジショニングで守備に安定感をもたらした。
 
6 遠藤 航 6
出端を挫かれるような先制点を献上するも、後半にはCKから得点。守勢に回った試合終盤は相手FWにしぶとく食らいつき、シュートを阻止した。
 
MF
10 柏木陽介 6(59分 OUT)
相手のマークを巧みに外して長短のパスで攻撃のタクトを振るった。FKからアシストとその左足は相手の脅威となっていた。
 
18 駒井善成 6
ボールを持てばキレのあるドリブルで運び、攻撃に勢いを加えた。果敢に仕掛けた姿勢は評価できる。
 
22 阿部勇樹 6
激しい球際の攻防が見られた中盤でも余裕を持ってプレー。目立たないながらも、広範囲に顔を出してスペースを埋める働きは実に効果的だった。
 
24 関根貴大 6
立ち上がりこそ川口のマークに苦しんだものの、徐々に試合に馴染む。カウンター時のスピードは圧巻で、前半アディショナルタイムにはひとりで持ち上がり、今季リーグ戦2点目をゲット。

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MF
9 武藤雄樹 6
相手DFと距離をとってパスを引き出すだけでなく、背後に飛び出す動きも秀逸。6分に同点弾を沈め、ゴールラッシュの口火を切った。
 
30 興梠慎三 7 MAN OF THE MATCH
軽い身のこなしと繊細なタッチで基準点となり攻撃をリード。絶妙なタイミングでゴール前に入り込み、フリーな状態を作り出したゴールも見事だった。
 
FW
8 ラファエル・シルバ 6(34分OUT)
35分に負傷交代し、古巣からゴールを奪うことはできなかった。しかしサイドをうまく活用してパスを引き出し、6分に鋭いクロスで同点ゴールを演出した。
 
交代出場
FW
13 高木俊幸 6(34分 IN)
右足第5中足骨の疲労骨折から復帰。トップフォームの時のキレはなく、コンディションはまだ万全ではないようだが、スピード溢れるドリブルでゴールに向かう姿は迫力があった。
 
DF
16 青木拓矢 6(59分IN)
コンディションに不安のある柏木に代わる。細かい足もとのミスが見られたものの、違和感なくゲームに入り、試合を締めた。
 
FW
20 李 忠成 6(68分IN)
目立ったのは、攻撃時の判断の良さ。サイドに大きく開いて相手DFを引きつける動きは、スムーズなパスワークに一役買った。
 
監督
ペトロヴィッチ 6
後半は受け身になり、主導権を握られたのは反省材料だ。ただ、ACLとリーグ戦の過密日程で疲労の見えるなか、R・シルバの負傷にもそつなく対応した。
 
取材・文:多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
 

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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