【J1採点&寸評】大宮×仙台|MOMは逆転勝ちの立役者となった背番号10で文句なし

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[J1リーグ・11節]大宮 2-1 仙台/5月14日(日)/NACK
 
【チーム採点・寸評】
大宮 6
細かなミスが散見され、攻撃は手詰まりとなるシーンが多かった。特に前半は開始早々の瀬川のシュートだけが見せ場に。後半は立て直して流れを掴み、逆転勝ちしたために及第点と評価したが……。
 
【大宮|採点・寸評】
GK
21 塩田仁史 6
サポーターの声援を背にPKを見事にストップしたが、弾いたボールをキッカーのクリスランに詰められてしまった。その後はしっかりとセーブし、最少失点で勝利を手繰り寄せる。
 
DF
13 渡部大輔 5.5
ダイナミックな駆け上がりは影を潜め、永戸とのマッチアップでは後手を踏んでいた印象。同サイドでコンビを組んだマテウスとの連係も今ひとつだった。
 
4 山越康平 6
22分にクリスランを倒して、痛恨のPK献上。先制を許す結果となった。それでも60分にCKから起死回生の同点弾を決め、また相手の攻撃を撥ね返していたことも評価した。
 
2 菊地光将 6.5
久々の出場。武器の高さと強さでクリスランを抑え込むなど、外国籍選手キラーとして存在感を存分に発揮。最終ラインの統率という面でも頼もしかった。
 
22 和田拓也 5.5
ボールを保持し、高い位置へ上がった時には江坂や瀬川とスムーズなコンビネーションを見せた。守備面での不安定さ、とくに前半のプレーから0.5を減点した。
 
MF
23 金澤 慎 5(81分OUT)                                                                       
ボールホルダーへのアプローチ、危険なスペースを埋める判断が遅れてしまう場面が少なくなかった。普段と違って、フィルターとしての役目を果たせなかった。
 
40 茨田陽生 5.5
前半は守備に忙殺され、後半も満足のいくボール捌きはできなかったか。3列目から勇気を持って前へと飛び出す姿をもっと見たかった。
 
16 マテウス 5.5(74分OUT)
要求すれども、欲しい時に欲しいコースへとパスが届かず、なかなかボールを触れない状況にストレスを溜める。CKでボールを逸らして山越の同点弾をアシストした。
 
44 瀬川祐輔 6.5
前線からの精力的なチェイシング、スペースへの走り込みでチームに勢いをもたらす。サイドハーフよりもFWでより生きることを証明してみせた。
FW
7 江坂 任 6.5(87分OUT)
今季はチームの勝敗を背負う覚悟がプレーから垣間見える。スペースメイクやDFとDFの間でのボールの受けのセンスはさすが。瀬川との前線からのプレスも素晴らしかった。
 
8 ドラガン・ムルジャ 5(HT OUT)
競り合いにはことごとく競り負け、スピードを生かした裏への抜け出しも阻まれる。チャンスに絡めないまま45分でピッチから退いたが、妥当と言わざるを得ない。
 
交代出場
FW
10 大前元紀 7(HT IN) Man of The Match
D・ムルジャに代わって後半頭からピッチへ。サイドハーフとしてボールを収め、ポゼッション率上昇に貢献。相手の陣形をよく考えた抜け出しから、値千金の逆転弾を叩き込んだ。
 
MF
47 岩上祐三 6.5(74分IN)
大前へのアシストだけでも評価は上がるが、自身の役割を理解したプレー選択はチームの助けに。先発奪回に向けて、アピールは大成功だ。
 
MF
15 大山啓輔 -(81分IN)
最終盤に金澤に代わって途中出場。プレー時間はアディショナルタイムも含めて10分強と少なかったが、アグレッシブな姿勢は印象が良い。
 
監督
渋谷洋樹 6.5
ハーフタイムでしっかりと修正。大前、岩上の交代策は見事にハマって、喉から手が出るほど欲しかった勝点3を得る。次節に勢いを持続できるか、が重要になる。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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[J1リーグ・11節]大宮 1-1 仙台/5月14日(日)/NACK
 
【チーム採点・寸評】
仙台 5
ボールを保持して、前半のうちに先制する理想的な展開。しかし、その状況を自らのミスで逃して勝点ゼロで終える。「相手どうこうではない」という富田の言葉がより重く圧し掛かるゲームだった。
 
【仙台|採点・寸評】
GK
1 シュミット・ダニエル 5
大チョンボと断定できるプレーはなかったものの、セービングやフィードで少しずつ精度を欠いた。不可解な飛び出しもあったために大きく採点は下がる。
 
DF
4 蜂須賀孝治 5(83分OUT)
相手に流れを渡すようなパスミスはいただけない。対峙した和田に攻撃面で圧力を与えられていただけに、もったいない。
 
27 大岩一貴 5
後ろでのボール回しに参加するだけではなく、相手の状況を見て、もっと上がって良かったのではないか。消極的に映ってしまった。
 
13 平岡康裕 5
後半は特にリスクマネジメントという点で物足りない。最終ラインの中央に陣取る者として、もっと味方を動かして相手の攻撃に備えるべきだった。
 
50 増嶋竜也 5
永戸によく声を掛けて、ベテランとしてチームの助けになろうとはしていた。ただ、逆転負けという結果からして、最終ラインは採点を下げざるを得ない。
 
MF
17 富田晋伍 5.5
セカンドボールをよく回収し、ピンチの芽を事前に潰す。お互いの布陣が間延びした後半途中から自身の頭の上をボールが通過するシーンも多く、存在感が希薄になった。
 
18 三田啓貴 5.5
良いリズムだった前半と比較すると、残り45分の出来には物足りなさが残る。ボランチとしてチームを落ち着かせたかった。
 
10 梁 勇基 5.5(68分OUT)
ボールを引き出す動きはすれど、パスは出てこず。パフォーマンスはそこまで悪くはなかっただけに、もっとエゴを出しても良かった。
 
2 永戸勝也 5.5
サイドライン際に位置取りして、ボールが足もとに届けば迷わず前へ。CKをよく獲得していた。あとはクロスのタイミングと精度をもっと突き詰めたい。
 
FW
20 クリスラン 5.5(74分OUT)
PKを獲得し、先制点をゲットしたことはストライカーとして評価したい。ただ、菊地や山越のマークにフラストレーションを感じ、いつもよりも輝けなかった。
FW
11 石原直樹 5.5
守備では前線からよくボールを追いかけ回していた。ただ、攻撃では迫力不足。CBとボランチの間でもっとパスを要求して、中央の崩しをオプションとしたかった。
 
交代出場
MF
7 奥埜博亮 5(68分IN)
狭いスペースでパスを受けた後のアイデア不足。違いを作ることができずに、起用には応えられないまま終了の笛を聞いた。
 
FW
30 西村拓真 5.5(74分IN)
クリスランとの交代でピッチに立つ。フリーランなど精力的に動いてはいたが、効果的だったかと問われれば疑問符を付けざるを得ないだろう。
 
DF
32 小島雅也 -(83分IN)
今季リーグ戦初出場。サイドを抉ってからのクロス供給など、何かしらの爪痕を残すには出場時間が足りなかったか。
 
監督
渡邉 晋 5
負けてはいけない、勝点を落としてはいけない相手に逆転負け。大宮相手に警戒すべきカウンターアタックへの対応策が見えなかったのが残念だ。
 
取材・文:古田土恵介(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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