室蘭市広報動画「砂がおしえてくれた街」が全国特選に

©株式会社室蘭民報社

 室蘭市が2016年(平成28年)4月から公開している広報動画「砂がおしえてくれた街」が、17年全国広報コンクール(公益社団法人日本広報協会主催)の映像部門で特選となる総務大臣賞を受賞した。市が同コンクールで入賞するのは初。同動画は今回を含め、道内外のコンクールで4度目の最高賞を獲得した。

 動画は市内在住の映画監督・坪川拓史氏が監督、脚本、演出を担当した約12分の物語。これまでに北海道映像コンテスト2016・短編VP文化部門で最優秀賞(16年6月)、全映協グランプリ2016・番組部門で最優秀賞の総務大臣賞(同11月)、第63回北海道広報コンクール・映像部門で特選(17年2月)に輝いている。

 全国広報コンクールは、都道府県の審査・推薦で提出された各種広報作品から優秀作品を選ぶもので、今回は16年1月~12月に発表された作品が対象。本道からは「砂がおしえてくれた街」が映像部門に推薦され、全国43作品の中から最優秀賞となる総務大臣賞を受賞した。

 同協会は「まちを熟知した市内在住の映画監督を起用したことが成功。映像が美しい。物語にまちをイメージする好ましい風情があり『霧の街・室蘭』の面目躍如。見ているうちに室蘭に行ってみたくなるのは、シティープロモーションとしての狙いが的中した証拠」と講評した。

 青山剛市長は“4冠”について「坪川監督のノウハウや技術、感性を高く評価していただいた。広報動画はさまざまな自治体で作っていると聞いているが、アドバンテージを生かし、まちを創生するツールとして有効に使っていく」と話している。表彰式は、6月30日に宮崎市で開かれる全国広報広聴研究大会の席上、行われる。

 「砂がおしえてくれた街」は、動画サイト・YouTubeで公開しているほか、DVDも貸し出している。問い合わせは市広報課、電話0143・25局2193番へ。 (有田太一郎)

【写真=総務大臣賞を受賞した「砂がおしえてくれた街」のワンシーン】