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画像センサー生産増強へ

ソニーセミコンダクタ(菊陽町)

画像本年度中に画像センサーの生産能力を増強するソニーセミコンダクタマニュファクチャリング=菊陽町

 ソニーは17日、グループの半導体製造会社ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング(SSM、菊陽町)の主力製品である画像センサーの生産能力を、本年度中に月産8万8千枚(300ミリウエハー換算)から10万枚に引き上げる方針を明らかにした。デジタルカメラ向けなどの需要増を見込んでいる。

 代表的な画像センサー「CMOS」で、ソニーは世界トップクラスのシェアを持つ。2016年度の画像センサーの売り上げは5486億円で、17年度は24%増の6800億円に伸ばす方針。

 SSMは、基幹工場の熊本テクノロジーセンター(熊本TEC、菊陽町)など国内5工場で画像センサーを生産。今回の生産能力増強は、熊本TECや東芝から取得した大分市の工場が中心となる見通し。本年度の半導体分野の設備投資1300億円のうち、数百億円を熊本TECなどに充てるとみられる。

 熊本TECは、昨年4月の熊本地震で建物や設備が損壊。生産を一時停止したが、5月に一部再開し、7月に完全復旧した。

 ソニーの広報・CSR部は「スマホのカメラの複眼化などで画像センサーの需要は高まるだろう。地震はあったが、熊本は有力な投資先の一つだ」と話している。(猿渡将樹)

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