避難所運営キット活用して 熊本大、全市町村に無償配布へ

画像避難所初動運営キットを説明する熊本大の竹内裕希子准教授=17日、県庁

 熊本大くまもと水循環・減災研究教育センターは17日、災害時の避難所設営に必要な軍手やロープなど用具一式をセットにした「避難所初動運営キット」を県庁で公開した。公益社団法人24時間テレビチャリティー委員会からの支援金を活用し、県内の全市町村に無償で8月末までに合計400~500セットを配布する。

 同センターの竹内裕希子准教授らが、熊本地震の際に避難所運営に携わった自主防災組織や自治会への聞き取り調査を基に考案。掲示物作製のためのスケッチブックや油性ペン、運営者の役割を示す腕章、避難所の通路を仕切るためのロープ、布製粘着テープなど計25点をプラスチック製の容器に詰めた。1セットは約2万円。

 竹内准教授や同センター長の柿本竜治教授らからこの日、キットの説明を受けた蒲島郁夫知事は「災害発生直後の課題の一つだった避難所運営の一助になる」と感謝した。(田上一平)

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