<水素タクシー>宮城で東北初導入へ

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タクシー向けに供給されるFCV

 ホンダは18日、仙台タクシー(仙台市若林区)に燃料電池車(FCV)を供給し、6月末をめどに運用を開始すると発表した。FCVタクシーの導入は東北で初めて。仙台市内を中心に2台を走らせる。

 車種は5人乗りの「クラリティ フューエル セル」で、料金形態は一般の小型タクシーと同じ。18日付で国土交通省の補助事業に採択された。

 宮城県は東日本大震災からの復興に向け、水素エネルギーの推進を重点施策に位置付けている。昨年は3台のFCVを公用車として導入し、今年3月には水素を充填(じゅうてん)する東北初の商用水素ステーションを仙台市宮城野区に開設した。

 県再生可能エネルギー室は「街中を中心に走行してもらい、FCVの認知度向上を図りたい。水素エネルギー全体の利活用促進にも弾みがつく」と歓迎する。

 FCVは水素と酸素の化学反応で発電し、できた電気でモーターを回して走る。電気を外部に供給することも可能で、災害時の非常用電源としても活用できる。

 ホンダによると東京、埼玉、神奈川の3都県でも同時にFCVタクシーの運用を開始する。

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