伊藤博文の書など展示 兵庫ゆかりの作家展 朝来

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県文化賞受賞者の作品が並ぶ=あさご芸術の森美術館

 兵庫県公館(神戸市中央区下山手通4)所蔵の絵画や書34点を展示する「兵庫ゆかりの作家展」が、朝来市多々良木、あさご芸術の森美術館で開かれている。初代県知事・伊藤博文の書「鷗盟」のほか、小磯良平氏、横尾忠則氏ら県文化賞受賞者の作品が並ぶ。6月25日まで。(長谷部崇)

 1902(明治35)年、4代目県庁舎としてフランス・ルネサンス様式で建てられた県公館は、45年の空襲で外壁を残して焼失。戦後に修復され、85年に迎賓館と県政資料館として整備された。同館には、歴代の県文化賞受賞者がその受賞前後に制作した作品、約120点が所蔵されている。

 今回の展示会は、同美術館のリニューアルを記念して企画。旧居留地や異人館を生涯のモチーフとした小松益喜氏の「元グラッシャニー邸」、極度に省略した色面構成を生かし、独自の作風を確立した川西祐三郎氏の「神戸ベイサイド」など、神戸の風景を描いた洋画・日本画などを中心に展示している。

 また黒焦げになった聖書を表現した荒木高子氏の「ポケットバイブル」も目を引く。但馬関係では、いずれも豊岡市生まれの小林等氏の日本画と、三代永澤永信氏の陶芸がある。

 午前10時~午後5時。水曜日休み。一般500円、大高生300円、小中学生200円。21日午前11時から、県立美術館館長補佐の飯尾由貴子さんによる解説会がある。同日午前10時~午後3時、同美術館で「芸術村とフリーマーケットinあさご」も開催。TEL079・670・4111

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