警備員殺害、懲役20年 地裁郡山判決「強い殺意、計画性」

 郡山市逢瀬町の山林で昨年5月、警備員男性=当時(25)=を殺害したなどとして殺人などの罪に問われた本籍郡山市、住所不定、無職車田和也被告(27)の裁判員裁判判決公判は18日、地裁郡山支部で開かれ、井下田英樹裁判長は懲役20年(求刑懲役30年)を言い渡した。

 判決理由で井下田裁判長は「事前に用意したつるはしで無抵抗の男性を後ろから強打した上に、倒れたところをさらに殴るなど、強い殺意と計画性が認められる」と指摘。「男性名義で借金したことが発覚するのを恐れ、落ち度のない男性を殺害したのは、身勝手で酌量の余地がない」とした。

 判決によると、車田被告は昨年5月15日正午ごろ、男性を山林に誘い出し、つるはしで殺害した。また、殺害前日の14日、男性の免許証を使って市内の金融機関2社でキャッシングカードを作り、計100万円をだまし取った。

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