「五ケ所小梅」品質良好 南伊勢町で出荷始まる 県内3市場へ23トン見込み

 【度会郡】南伊勢町船越のJA伊勢マルゴ柑橘(かんきつ)共同撰果(せんか)場で十八日、町特産の「五ケ所小梅」の出荷が始まった。県内三市場に約二十三トンを出荷する見込みで、収穫や選果作業は六月二日まで続く。

 同小梅は果肉が厚く、種が小さいのが特徴。真珠のような透明感のある果実の色から「真珠小梅」とも呼ばれ、みえの伝統果実や南伊勢ブランドに認定されている。

 町内では、JA伊勢梅部会の生産者三十四人が三百七十アールで栽培。同町斎田の「ないぜしぜん村」(山出公一郎代表)の梅畑では十七日から収穫が始まり、地元の女性らが鈴なりの梅を丁寧に手摘みしている。

 今年は約二千五百キロを収穫予定で、千キロを市場に出荷し、残りを樹上で熟成させてジュースや梅干しに加工するという。

 同撰果場ではこの日、生産者が運び込んだ梅をサイズ別に選別する作業に追われた。JA伊勢の丹生健太郎さん(42)は「今年は年初めに気温が低かったため、少し小ぶりだが品質は良好。梅漬けにするとおいしく出来上がります」と話していた。

【鈴なりの五ケ所小梅を収穫する山出代表=南伊勢町斎田で】

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