明和町・斎宮博物館 古代伊勢道の出土品紹介 23日から発掘調査報告展

 【多気郡】斎宮歴史博物館は二十三日から、明和町竹川の同館速報展示コーナーで発掘調査速報展「古代伊勢道沿いを掘る~斎宮・広頭(ひろこべ)地区の調査~」を開く。会期は十二月十日まで。

 国史跡斎宮跡の広頭地区は都から伊勢神宮に通じる古代伊勢道の南側に位置し、平安時代後期から末期の十一―十二世紀を中心とした時期の斎宮に勤務した役人層の居住域とみられる。

 同展は平成二十八年度の調査成果を出土品とパネルで説明するミニ展示。高級品だった緑釉陶器や白磁、役人層が使っていたとみられる土師(はじ)器や灰釉陶器の皿やわん、かめなどを出品し、当時の生活がうかがえる。珍しい中国製の白磁輪花杯の小片がある。過去に周辺で見つかった土馬頭部や獣脚も紹介する。

 常設展の観覧料が必要。一般三百四十円、大学生二百二十円、高校生以下無料。

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【発掘調査速報展「古代伊勢道沿いを掘る」の展示資料(斎宮歴史博物館提供)】

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