グループホームで転倒骨折

運営法人に賠償命令 熊本地裁

 合志市の認知症対応型グループホーム「さくらんぼ須屋」で2014年3月、入居中の女性=当時(86)=が転倒して骨折したのは施設側が安全配慮義務を怠ったためとして、女性側が運営する医療法人に355万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、熊本地裁は18日、225万円の支払いを命じた。

 判決で遠藤浩太郎裁判官は「女性は認知症で入浴や移動には職員の介助が必要だった」と指摘。「職員が目を離した間に女性は転倒した。近くに職員がいれば事故は回避できた」とした。

 判決によると、女性は施設内の食堂で椅子から立ち上がって歩きだそうとした際に転倒。左太ももを骨折し、約3カ月半入院した。提訴後の16年6月に亡くなった。(山口尚久)

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