福島県浪江山林火災 放射性物質流出「ない」

 林野庁は18日、福島県浪江、双葉両町で発生した山林火災の現地調査の結果概要を明らかにした。一帯の空間放射線量は毎時0.8~1.2マイクロシーベルトで、周囲と変化はなかった。放射性セシウムは土壌に吸着するため、流出の恐れはないと判断した。

 土砂崩れなど二次災害の発生については「木が広範囲に激しく燃焼したわけではない」と否定的な見解を示した。土壌や樹皮のサンプルを収集しており、放射性物質について、より詳細な調査を進める。

 落雷による出火の可能性が指摘されており、調査メンバーは火元とみられる松も確認。幹の上部が焼けた状態で、地上2メートル程度で折れていたという。

 調査は17、18の両日、環境省などと合同で実施された。

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