やめよう!モラルなき場所取り 20日から日田川開き観光祭

画像写真は遊歩道の至る所に見られるチョーク跡(日田市の三隈川河川敷)

 日田川開き観光祭の大花火大会(20、21日)が開かれる日田市の三隈川河川敷で、場所取りが横行している。主催する日田まつり振興会(事務局・市観光課)はマナー順守の看板を設置。ブルーシートやテープは撤去しているが、チョークで印を付ける人もいて「いたちごっこだ」という。同課は「水郷日田の名にふさわしい観光祭となるよう、迷惑な行為は遠慮してほしい」と呼び掛けている。

 屋形船が停泊する川沿いには5月上旬から、チョークで範囲を囲ったり、印を残す場所取りが約160メートルにわたって目立つようになった。大会の機材搬入口にシートが敷かれていたこともあった。

 同課は「初日に花火を見て印を消さずに帰るので、2日目にポッカリ開いている場所が散見される」と指摘。「その場合は譲り合いながら、多くの人が楽しめるように協力してほしい」としている。

 南部中学校は22日早朝から、会場で清掃ボランティアをする。毎年の恒例行事で、生徒がデッキブラシでチョーク跡をこすり、ビールの空き缶やたばこの吸い殻などを拾っている。

 中村優希子生徒会長(14)=3年=は「片付けをきちんとしてくれるときれいな思い出になる」、梶原佑心副会長(14)=同=は「誰もが汚したら駄目だと分かっているはず。きれいな花火を見ても後悔するからやめてほしい」と言う。

 三隈川を管轄する国土交通省筑後川河川事務所占用調整課によると、何日も前から遊歩道を独占する場所取りは河川法に抵触するという。藤崎雄一郎課長は「主催者と連携しながら悪質なケースは指導していく。無用なトラブルになるので、モラルを持って皆さんの河川を守ってほしい」と話している。

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