<全国新酒鑑評会>金賞数東北、4位まで独占

東北各県の受賞銘柄数

 都道府県別の金賞数で福島県が5年連続の1位となった全国新酒鑑評会で、宮城県が福島に次ぐ金賞を獲得するなど4位までを東北勢が占めた。関係者は「今後も切磋琢磨(せつさたくま)したい」と高評価を喜んだ。

 宮城は「浦霞」(佐浦矢本蔵、東松島市)や「宮寒梅」(寒梅酒造、大崎市)など過去最多の20銘柄が金賞を獲得。出品数(23点)に占める割合は2年連続で全国1位となった。

 宮城県酒造組合によると、硬く割れやすい酒米で醸造が難しい年だったが、県産業技術総合センターが原料の性質を分析し、関係者に周知徹底したという。伊藤謙治参事(技術担当)は「杜氏(とうじ)らの努力で、例年通り安定した品質を保つことができた」と胸を張った。

 「黄金澤」(川敬商店、宮城県美里町)は、全国最多タイの連続受賞記録を14年に伸ばした。川名正直社長(68)の下で酒造りに携わる長女由倫さん(28)は「理想とする酒を目指しながら(連続受賞の)期待に応えられた」と語った。

 秋田県は「まんさくの花」(日の丸醸造、横手市)など16銘柄が受賞して全国3位。山形県が「東北泉」(高橋酒造店、遊佐町)など15銘柄で続いた。

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