栃木県内の消防団員、30年で1割減

近年は横ばいも、高齢化進む

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栃木県消防団員数の推移

  2016年4月1日現在の本県の消防団員数は1万4902人で、過去30年で約1割減少したことが18日までに、県消防防災課がまとめた消防防災年報で分かった。1986年は1万6576人だった。ただ2013年以降はほぼ横ばいの1万4900人前後で推移しており、団員確保に向けた県内市町の取り組みが減少に歯止めをかけている格好だ。

 消火や災害時の救助など地域防災の要となる消防団員は全国的に減少傾向にある。全国の2016年の団員数は85万6278人で、1986年の102万6224人から16・6%減少した。

 本県消防団員数のピークは、資料が残る1966年以降では同年の2万1817人。この50年では約3割減ったことになる。同課によると、自営や農業従事者の減少によるなり手不足などが要因という。

 また平均年齢は2016年が37・7歳で、1986年の31・9歳と比べ高齢化が進んでいる。

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