ブリッツェンのエース増田、バセドー病公表

「同じ病気の人に勇気を」

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「病気を克服して再びレースを走りたい」と決意を語る宇都宮ブリッツェンの増田選手=18日午後、県庁

 自転車ロードレース宇都宮ブリッツェンの増田成幸(ますだなりゆき)選手(33)が18日、県庁記者クラブで記者会見し、甲状腺疾患「バセドー病」を患っていることを公表した。当面はレース活動を休止し、治療に専念する。増田選手は「神様が与えた試練。復帰して成績を出し、同じ病気を持つ人やチームを応援してくれる方々に勇気を与えたい」と語った。

 増田選手は2011年に加入した絶対的エース。昨季は国内ツアー3勝、国際レースでも2勝し、今年2月には日本代表としてアジア選手権にも出場した。

 異変を感じたのは3月半ば。体が火照り、激しい鼓動と息切れに襲われた。体重も減り、極度の疲労が継続した。4月上旬に宇都宮市内の病院を受診し、病名が判明。「ここからいなくなりたいと、ネガティブな感情が芽生えた」という。

 心身ともにうちひしがれる中、支えとなったのが家族とチームの存在だ。復帰に向けて全面的なサポートを約束され、病気と闘うことを決意。現在は投薬治療を行いながら、効果的な治療法を探している。

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