女性脳or男性脳?タイプごとに頼み方を変えれば人は動く

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あなたの仕事の依頼の仕方、頼み方、お願いの仕方が相手に合っていないのかも?相手のタイプに合わせて的確に指示を出す方法についてお伝えします。

「お願い事」が苦手な人にありがちなことって?

パートナーや恋人、仕事相手になにかお願いごとや依頼をするときに、「なぜか自分がやってほしいことが相手に伝わらない」「やる気を出してくれないのはなぜなんだろう」と思った経験はありませんか?

もしかしたらあなたの仕事の依頼の仕方、頼み方、お願いの仕方が相手に合っていないのかもしれません。今回は、相手のタイプに合わせて的確に指示を出す方法についてお伝えします。

1.頼む相手は、「ときめきタイプ」と「納得タイプ」のどっち?

自分の指示が通じない原因は、もしかしたら相手があなたと違うタイプの人だからかもしれません。人は大きく2つに分けると「ときめきタイプ」と「納得タイプ」の2つに分かれます。元男性でありながら女性として結婚するに至った経験がある私が分類したのですが、女性脳の「ときめきタイプ」は「ときめき」や「憧れ」で動く人、男性脳の「納得タイプ」は「説明」されて「納得」できると動く人のことです。

この2つのタイプの人がいるということ、そして、それらのタイプに合わせた傾向と対策があれば、お願いする方もされる方もお互いが気持ちよくコミュニケーションを取ることができます。あなたは、話す相手は、どちらでしょうか? 次からはこの2つのタイプについて、詳しく解説していきます。

2.タイプ別で、心の動くポイントが違います

まず、女性脳の「ときめきタイプ」から解説してきます。女性向けのシャンプーのCMを思い出してみてください。「このシャンプーを使うと、あなたの髪がキラキラ輝きます!」とか「翌朝ツヤツヤ、サラサラの髪に!」など、「そのシャンプーを使うことで髪がどうなるか」、もっといえば、「どんな素敵な未来が待っているのか」について謳われています。女性向けファッション誌もそう、憧れの女優さんやモデルさんが、ワンランク上のライフスタイルを誌面で演じて、提案してくれますよね。

そう、「ときめきタイプ」は「ワクワク」や「憧れ」、それにつながる「成功ストーリー」が大好きです。他人基準、社会的基準ではなく、自分がどれだけ幸せな気持ちになれる未来が待っているのかを大切にしています。

では次に、「納得タイプ」です。こちらは男性向けのシャンプーのCMで説明しますね。男性向けのCMを見ると、「国内初の○○成分を○○ml配合! 毛根の○○を刺激し、○○の原因となる〇〇を……」というように、配合された成分、数字、研究データの方に力を入れた「説明的」なCMが多くみられます。納得タイプは「データ」や「数字」「研究結果(裏付け・うんちく)」が大好きです。

納得タイプはその「説明」に「納得」したい。つまり、自分基準ではなく社会的に認められた価値だということが「安心」につながるのです。

この差は「ときめきタイプ」の心を掴む戦略と「納得タイプ」の心を掴む戦略での違いがわかりやすく出ている例です。

3.タイプを理解して仕事を上手に振り分けよう

ときめきタイプにとっては、なぜそのことをしなければいけないのか、という理論を聞かされるよりも、それをすることで自分がどれだけワクワクできるかが大切になります。別名、直感タイプとも言えます。

なので、仕事をお願いしたいと思うのであれば、その部分をくすぐってあげることがポイントになります。「それいいアイデアだね! それは素敵なサービス(商品)になるよ! お客様も[こんなサービス待ってた、ときっと喜んでくれるよ。君の企画書、楽しみにしてるね!」というように。

「その頑張りはお客様がこんな風に喜んでくれるよ」とワクワクする未来をイメージさせてあげるような言葉でやる気スイッチを入れてあげましょう。「〇〇さんってすごくセンスがいいんだね。次のプレゼン資料作りは、〇〇さんのセンスでオシャレに仕上げてみてよ。楽しみだな!」というようにその人のセンス、持ち味を褒めながら、その人のワクワクに自分もワクワクしていると共感して伝えましょう。

一方、納得タイプには、なぜ今それをしなければいけないのか説明されたい、なぜ自分なのか誰のためなのかという必要性・理論・理由を大切にします。こちらは、思考タイプとも言います。

仕事をお願いしたいと思ったら、「この仕事は我社にとってとても重要なプロジェクトで、ぜひ〇〇さんにお願いしたい。なぜなら〇〇さんのプレゼン能力はグループの中で優れている。実際に、成約率をみてもこの通りだよね。だからこそお願いしたい、〇〇さんならできる! 期待してるよ」というように、「説明」を明確にしたうえで、熱意を込めて伝えてみてください。

自分都合で、お願いごとをしても伝わらない!

このように、相手が受け入れやすい方法で仕事をお願いする、相手のやる気をくすぐることができれば、やる気が喚起されて、今まで以上の成果を出してくれる可能性大です。もちろん、あなたへの好感度、信頼度もアップします。

逆に、相手とは合わない仕事の振り方をしてしまうと、「なんでその仕事を私に降るんだろう」「面倒臭い上司だな……」などと思われて、チームとしての成果ややる気、士気が下がる結果になってしまう可能性もあるのです。

このテクニックは仕事だけの話ではなく、家庭や夫婦、恋人間でも同様。何かお願いしたいときには、とても効果的に使えるので、ぜひ相手の立場に立って実践してみてくださいね。

(文:吉井 奈々)

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