不二サッシ、フィリピンの生産体制強化

カーテンウォールなども生産

 不二サッシは海外事業再構築の一環としてフィリピン工場の生産体制を強化している。マレーシアでの事業縮小を受けて、同国の生産拠点から加工や組み立ての設備を移設。加工・組み立てラインの数や能力をこのほど倍増させた。フィリピンではこれまで集合住宅向けのサッシの製造に特化していたが、「新たに通常のビルに使うカーテンウォールや低層用のサッシなども生産する」(吉田勉社長)方針。ASEAN地域で拡大が見込まれる需要の取り込みを目指す。

 同社ではフィリピン工場の強化による安定的な生産体制の構築を、海外事業の再構築に関する重点施策としている。マレーシア工場からの加工、組み立てライン移設はその一環としての取り組み。材料となるアルミの押出形材についてはベトナムなどのメーカーから輸入して、品質保証した上で使用する。成長を見込む海外事業についてはフィリピン工場の強化と併せて、文化シヤッターや台湾の太天興業との協業効果にも期待している。

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