絶滅危惧種、不思議な花姿 米沢・クマガイソウが見頃

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 米沢市口田沢の田沢コミュニティセンター敷地内で、クマガイソウの花が見頃を迎えている。環境省のレッドデータブックで絶滅危惧種に指定されている希少植物で、白地に紅紫色の模様のある袋状の花びらを膨らませた珍しい姿を楽しむことができる。

 クマガイソウはラン科の多年草。名称は源平合戦で平敦盛を討った熊谷直実が背負った母衣(ほろ)に花の形が似ていることに由来する。同市の白布温泉にあった植物園が1997年に閉園する際に30株を同コミセンに移植。現在は約250株が敷地の一角に群生している。

 12日ごろから咲き始め、現在100株ほどが開花。例年より花は大きめで、模様の色味は今後さらに濃くなるという。今月いっぱいは楽しめる。

 20、21の両日には同センターでクマガイソウまつりを開催。山菜汁の振る舞いのほか、山野草や手芸・木工品などの販売を行う。

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