〈JFE建材とJFE建材フェンス〉中国地区でコラボ営業拡大

球場改修に両社製品採用

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 JFE建材(久保亮二社長)とJFE建材フェンス(渡邊正明社長)は中国地区でコラボレーション営業を推進する。協業体制で両社の販売ネットワーク網を通じた拡販営業を展開し、実績増につなげる。その一環として、両社の中国支店は山口県岩国市の由宇球場改修工事にフェンスや転落防護柵などを施工した。一般からの関心が高い広島東洋カープの二軍本拠地である同球場への製品採用を弾みに、今後もコラボレーション事例を増やしたい構え。

JFE建材製品の転落防止柵

 昨年リーグ優勝を果たしたカープの原動力の一つが二軍を巣立った選手であったことから、老朽化が進行していた同球場の改修が決定。2016年シーズンオフから3カ年計画で着手した。総工費は約3億8千万円。初年度の改修にJFE建材、JFE建材フェンスの両製品がそろって採用された。

 JFE建材フェンス製品はロングスパン方式で建屋壁面に取り付けた珍しいハンガー式バックネットが採用された。バックネット製品は過去の採用実績で全国約300件うち、中四国地区では10分の1の約30件の実績がある。また、球団本拠地のマツダスタジアムと同仕様であるメッシュフェンス(Neo型)や、グラウンド出入り口に4つの大型門扉を設置した。JFE建材製品は、勾配平面自在型で業界最軽量パネルを使用した転落防止柵JT3が採用され、観戦者と選手の安全性確保に貢献している。

JFE建材フェンスのハンガー式バックネット

 両社の中国支店は同一フロアに入居し、連携が取りやすい環境。今回の採用事例のような老朽したスポーツ施設などに営業展開し、2社の保有する商品群の強みを最大限発揮する。「設計織り込み以外にも販売店やゼネコン、施工店にPRして製品を同時に使用していただける環境を作りたい」(多田知充JFE建材中国支店長)と協業の深化に向け、意気込んでいる。

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