植松が本社建て替え

来年1月新体制へ、BCPを強化

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 静岡地区大手鉄鋼二三次製品特約店の植松(本社・静岡県沼津市、社長・植松孝康氏)は今月、新本社事務所の建設に着手。今年末に竣工予定で、来年1月をめどに新体制で営業をスタートする。投資金額は約3億円。

新本社のパース図

 同社は住宅、非住宅向けに鉄鋼二次製品の販売や成形加工を手掛ける1949年(昭24)創業の老舗特約店。グループ会社に金属屋根・外装建材の施工および住設機器販売・設置などを行う植松建興(本社、社長・同)がある。グループ会社も入る植松の本社事務所は、建設後約50年が経過し、耐震機能が十分でないため、本社事務所の建て替えで災害時の従業員の安全を確保するとともに、事業の早期復帰などBCP(事業継続計画)を強化する。

 これまで駐車場として活用していた本社敷地内に、新本社を建設する。建屋面積は640平方メートルで、地上2階建て。1階に植松の本社事務所を置くほか、個人住宅向けリフォーム建材の展示ショールームを併設する予定。2階には植松建興の本社が入る。新本社建設にあたり、環境省の平成28年度「ZEB実現に向けた先進的省エネルギー建築物実証事業」の補助金を活用し、事務所で消費する電力エネルギーを、太陽光発電でまかない収支ゼロにする未来型オフィスを実現する。

 新本社完成後は事務スペースが拡大することで、さらなる業務の効率アップを見込むほか、将来の従業員増員への柔軟な対応や、今後の採用活動を見据えた企業イメージアップも狙う。新本社完成後の現本社の活用については、現時点では未定。

 植松社長は「本社建て替えでハード面が良くなる分、顧客サービスなどソフト面も充実させ、中長期的な視点で営業力を高めたい」としている。

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