UACJ、アルミ接合で新技術

ろう付でろう材不要に

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 UACJは18日、アルミニウムのろう付接合で新技術を開発したと発表した。新技術の「MONOBRAZE」は素材特性を生かした接合技術で、接着に用いるろう材が不要なことなどが特長。熱交換器の生産効率向上に貢献できる。

 従来アルミのろう付接合は、接着用いるろう材や表面にろう材を有するクラッド材を下に置いて加工する必要があった。同社が開発した「MONOBRAZE」は材料の一部が溶融して発生した液体を、ろう材の代わりに使用。単一の素材だけで接合が可能となるほか、しみ出す液体の量を適切に制御することにより接合性と耐変形性を両立することが可能となっている。さまざまな熱交換器に使用されるフィン材の接合に最適。

 従来と同様の設備が適用でき、ろう材の材料費が節減できる。また機械的性質や接合性、耐食性は従来と同等レベルを維持。新技術は5月20日に名古屋大学で行われる軽金属学会第132回春期大会で発表される。

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