心一つ、最後の運動会 来春閉校、気仙中

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 本年度で閉校する陸前高田市矢作町の気仙中(熊谷佳美校長、生徒49人)は18日、グラウンドとして利用している旧矢作小校庭で最後の大運動会を行った。天候不良で3回延期したが、保護者や地域住民も多く参加。同校庭で今週末に運動会を行う矢作小は準備や練習を予定していたが気仙中に譲って実施を後押しした。生徒は笑顔で駆け回り、かけがえのない思い出を作った。

 生徒やOB、地域住民の思いを一つにしようと「一心~気中魂ここに集結~」をスローガンに、全校生徒が紅白2チームに分かれ17競技を行った。東日本大震災後、最後まで「地元開催」はかなわなかったが、気仙町の住民だけでなく矢作町の住民も応援に駆け付け、心温まる雰囲気となった。

 同校は津波で校舎が被災し、直後から旧矢作中を仮校舎として使っている。一中と、一中と先行統合した横田中との3校統合の形で、2018年度に新設校が開校する。 【写真=最後の大運動会で伝統のソーラン節を披露する気仙中の生徒】

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